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ヴィーガンと筋肉・体力

植物性の食事では筋肉・体力がつかない? ご存じの方もいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。適切な栄養バランスを取れば筋肉・体力がつき、しかも、植物のチカラによって回復力がアップします。

実際、ウルトラマラソン界の超人スコット・ジュレクを始めとして、アメフト、ボクシング、ホッケー、バスケ、格闘技、ボディビルなどスポーツ各界で活躍しているヴィーガンが多くいます。カール・ルイスが金メダルを取ったときもヴィーガン食だったのは有名な話です。

アメフトのラインマン

アメフトのラインマンといえばタフなポジションです。動物愛護なヴィーガン、デービッド・カーター氏がGQのインタビューを受けました。

かつて150キロを目標に体重を増やそうとしていた頃、牛乳を大量に飲んでいたのですが、それは結果的に関節炎をひどくしていて、気分も悪かったそうです。ある日ヴィーガン食に切り替る決意をし、ビーンズバーガーを食べて以来、肉を口にしなくなりました。そうしたら関節炎は治り、気分もとてもよくなったとのことです。植物のチカラは強力なのです!

オーストラリアのあるランナー

オーストラリア東海岸に住む、ザック・フランプトン(32)さん。ヴィーガン食にして以来とても好調! 16歳ぐらいから筋トレを始め、最初は卵を3つ食べたりプロテインを飲んだり、1日1キロのお肉を食べたりしていたのですが、体調が良くなかったと言います。

サプリ業界が言うほど体はプロテインを必要としておらず、炭水化物から十分なエネルギーが取れるとのこと。菜食を始めて4年、毎週末35キロ走るなど体力は十分です。体に問題はなく、血液年齢は20歳!